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Digital Archives Research Center

古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター

センター概要

古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)
センター長挨拶

古典籍デジタルアーカイブ研究センター長 三谷真澄

本センターは2001年に開設され、岡田至弘センター長の後を承け、2017年度よりセンター長を仰せつかることになりました。また、2019年度より、本学重点強化型研究推進事業に採択され、装いも新たに「古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)」としてスタートしました。

研究課題は、「文化財・学術資料のデジタルアーカイブと多面的公開手法の研究」で、本学の建学の精神に基づいて収集した古典籍・文化財のデジタルアーカイブ資産を有効活用し、超臨場感技術等の最先端の手法を用いて、学術資料の多面的公開のためのデジタルアーカイブを形成します。また、文理連携型の学際研究と国際敦煌プロジェクト(International Dunhuang Project: IDP)との国際連携の実績を基に最新の研究成果や科学分析等を通じて時代考証などの考察を加え、文化財・学術資料の保存・修復・継承を支援し、次世代デジタルミュージアムの構築をめざすことを目的としています。
人文系の「コンテンツ研究」、理工系の「公開手法研究」と「アーカイブ研究」の3つの研究グループからなり、単なる研究のための研究に留まらず、これまでにない斬新な方法で多面的に公開していくことも重要なテーマとしています。文学部、理工学部、国際学部、農学部から専門分野の枠を超えて研究者が集結する新たな組織に生まれ変わりました。

これまで、DARCは、世界的映画監督の黒澤明氏が残した創作ノート、映画台本、直筆資料や写真などをデジタルアーカイブした「黒沢デジタルアーカイブ」、本学図書館が所蔵する仏教学・真宗学等の貴重図書「龍谷大学図書館貴重資料画像データベース」、そして、世界に分蔵される中央アジア出土資料の世界的ネットワークであるIDPとの連携は特筆すべき業績として内外から注目されてきたものです。

私自身は、1953年に開設された「西域文化研究会」の一員として、大谷探検隊が主として中央アジアで収集した文物の総合的研究をおこなってきました。その研究に関連して、特に、IDPの本部であるイギリスの大英図書館、ドイツ支局であるベルリンブランデンブルク州立科学アカデミー・トルファン研究所をはじめ、イスタンブル大学図書館などの漢字仏教写本を総合的に閲覧研究する機会を得ました。もちろん、大谷コレクションにかかわる本学所蔵資料はもとより、中国旅順博物館所蔵資料の研究・紹介にも積極的に関わってきました。

2018年度には、本学と関係の深い浄土真宗本願寺派の第22世宗主もつとめた大谷光瑞師(1876-1948)没後70年を期して、世界仏教文化研究センター、アジア仏教文化研究センター、龍谷ミュージアム、大宮図書館との連携のもと、「大谷光瑞師の構想と居住空間」という特別展を開催しました。また、2019年度には、創立380周年記念として龍谷ミュージアムで開催された企画展「龍谷の至宝〜時空を超えたメッセージ」に協力し、日本西蔵(チベット)学会の開催に合わせてミニ展示を実施し、中国蔵学研究中心との連携など、これまで以上に国際連携を積極的に推進して参ります。

どうか、新生DARCにご期待ください。

古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター長
三谷真澄

古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センターの歩み

2001
古典籍デジタルアーカイブ研究センター(DARC) 開設
2002
DARC研究拠点として瀬田学舎に瑞光館 竣工
2002
旅順博物館との共同研究 開始(-2005,2007-2009,2008-2011)
2004
DARC、大英図書館国際敦煌プロジェクト(IDP) 日本支局
2009
黒澤デジタルアーカイブ 公開
2010
アジア仏教文化研究センター 開設
2010
龍谷大学 大英図書館との覚書を締結(IDPとの契約延長)
2011
龍谷ミュージアム 開設
2015
世界仏教文化研究センター 開設
「龍谷大学学内資金研究支援プロジェクト」としてスタート(~2016)
2017
「龍谷大学学内資金指定事業型研究プロジェクト」としてスタート(~2019)
2019
「龍谷大学重点強化型研究推進事業」としてスタート
古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)に改名

学外研究資金

  • 文部科学省「私立大学学術研究高度化推進事業学術フロンティア推進事業」(平成21年度〜平成23年度)
    「新技術開発による文化財保存・修復科学研究」(研究代表者:岡田至弘)
  • 文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」(平成24年度〜平成26年度)
    「文化財および学術資料の利活用のための次世代デジタルアーカイブ構築」(研究代表者:岡田至弘)