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「2023年度 人間・科学・宗教総合研究センター研究交流会」に参加【古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター】

2024.04.08

2024年3月22日(金)に深草学舎和顔館4階会議室3を会場として、「研究交流会」が開催されました。一部の研究センターは事前録画やオンライン参加の中、DARCの2名は対面参加しました。

この研究交流会は、2019年度に創設された「重点強化型研究推進事業」に採択された研究センターにおいて、『人間・科学・宗教総合研究センター研究紀要』論文執筆者による研究報告を中心として、2020年度末に始まりました。今回が4回目となります。各センター所属の研究員が他センターの研究内容を知る機会ともなってきました。

「重点強化型研究推進事業」は、2023年度末をもって最終年度となります。DARCは、毎年度上記『研究紀要』に寄稿し、その内容を中心として研究交流会に参加し、年次報告をおこなってきました。

2023年度は、宮武智弘研究部長(先端理工学部教授)の開催趣旨説明の後、DARCの三谷真澄センター長と中田裕子研究員がトップバッターとして発表を行いました。

先ず、三谷センター長は、DARCの2023年度の研究概要を報告しました。「学際研究・国際連携・多面的公開」のキーワードの下、文理連携の学際研究を推進したこと、イギリス(IDP)のほか、中国・韓国・モンゴルとの関係強化に尽力したこと、龍谷ミュージアム特別展にのべ5ヶ月間ほど参画したことなどを報告しました。また3月1・2日に大宮学舎で国際研究セミナーと特別講演会(以上公開)を開催し、研究総括会議をおこなったことを報告しました。3月1日から31日まで大宮学舎東黌でパネル(ポスター)展示を開催し、その後瀬田学舎、深草学舎でも展示予定であることを説明しました。

次に、中田研究員は、DARCの国際連携プロジェクトの一つである、モンゴル国・カラコルム博物館における「勅賜興元閣碑(カラコルム第一碑文)」の復元プロジェクトについて報告しました。DARCの支援で、上記石碑のレプリカが完成し、カラコルム博物館入口前に設置されたこと、ここに至るまでのモンゴル・日本の「ビチェース(碑文)プロジェクト」の取り組みや、今後のモンゴル国との国際連携の意義について説明しました。

参考:
3/22 発表資料
DARC概要(抜粋) 三谷真澄センター長
https://drive.google.com/file/d/16sUv-NZdBSF4nV7yaCn5jkq4RjlY4U-E/view?usp=sharing
興閣碑復元 中田裕子
https://drive.google.com/file/d/1L5hT6J4W29ohpXPNRSpEl-ERUI7ah0kZ/view?usp=sharing

『2023年度人間・科学・宗教総合研究センター研究紀要』
https://www.kenkyubu.ryukoku.ac.jp/rjps/wp-content/uploads/2024/03/98cacb389b762dc151c312ad84f0946e.pdf

人間・科学・宗教総合研究センターHP
https://ningensoken.ryukoku.ac.jp/
研究部News 2023年度人間・科学・宗教総合研究センター研究交流会(前編)
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14554.html

DARC HP「3/1-2、国際研究セミナーと特別講演会を開催【古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター】」
https://darc.ryukoku.ac.jp/blog/news/news-257/