国際学術交流会「モンゴルにおける文化遺産研究の現在」
2026.02.26
3月7日(土)15:00〜、古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)は、世界仏教文化研究センターと共に、国際学術交流会「モンゴルにおける文化遺産研究の現在」を本学大宮キャンパスにおいて開催します。
本会は、2025年3月に龍谷大学とモンゴル科学アカデミー考古学研究所とが学術協定を締結したことを契機に、これまでの長年にわたる共同研究の成果を振り返るとともに、モンゴル国内で進展する考古学研究および文化遺産保存の現状と課題を共有するものです。
現在モンゴル国内では、多数の考古資料が発見される一方で、フェルトや木材などの有機質遺物、草原に露出した碑文や墨書資料など、保存環境の課題を抱える文化遺産が少なくありません。こうした状況を踏まえ、今回は、保存・修復技術、高精度なデジタル記録の推進、複製制作による公開と保存の両立といった観点から、文化遺産を次世代へ継承するための方策を議論します。
【実施概要】
名称:国際学術交流会「モンゴルにおける文化遺産研究の現在」
日時:2026年3月7日(土)15:00〜17:00(開場14:30)
会場:龍谷大学 大宮キャンパス 東黌(とうこう)3階 303教室(定員:100名)
(京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)【→キャンパスマップ】
共催:世界仏教文化研究センター 基礎研究部門「西域総合研究班」 | 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)
※申込不要・参加無料・一般参加歓迎
【プログラム・登壇者】※各所要時間は変更となる場合があります。
| 時刻 | 概要 | 登壇者・内容 |
| 15:00-15:10 | 開会挨拶 | 藤原 直仁(世界仏教文化研究センター長/本学心理学部心理学科教授) |
| 15:10-15:55 | 特別講演Ⅰ | 講師:G. エレグゼン氏(モンゴル科学アカデミー考古学研究所・所長) 講題:「匈奴考古学の最新成果」 通訳:松川節氏(大谷大学社会学部教授) |
| 15:55-16:00 | 小休憩 | |
| 16:00-16:45 | 特別講演Ⅱ | 講師:B. ツォクトバータル氏(モンゴル科学アカデミー考古学研究所・収蔵・研究部門長) 講題:「『遺産文化のかまど』プロジェクトによるモンゴル仏教考古学研究の成果と展望」 通訳:松川節氏(大谷大学社会学部教授) |
| 16:45-17:00 | 閉会挨拶 | 三谷 真澄(DARCセンター長/本学文学部仏教学科教授) |
【講師プロフィール】

G. エレグゼン氏
(モンゴル科学アカデミー考古学研究所・所長)
特に匈奴(日本語漢音読み:きょうど)や古代モンゴルの墓葬文化、金属器技術の研究で知られている。日本との学術交流も深く、日本モンゴル学会や日本の大学との共同調査において、匈奴時代の墓葬文化の解明に貢献している。

B・ツォグトバータル氏
(モンゴル科学アカデミー考古学研究所・収蔵・研究部門長)
1992年よりモンゴル科学アカデミー歴史研究所にて研究に従事。1999年に「東部モンゴルの旧石器時代(オノン川・ケルレン川流域の遺跡資料による)」をテーマとして博士(Ph.D.)号を取得。2007年に准教授、2019年に教授の称号を授与された。2019年より現職。
モンゴルの石器時代史、後期旧石器時代、モンゴル帝国期の都市遺跡の考古学的研究、有形文化遺産の保存・保護および管理の分野で研究活動を行っている。単著・共著書36点、報告書・小冊子23点、編著・編集書46点、学術論文・発表190編以上を公表している。