Digital Archives Research Center (DARC)

古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター

研究成果(2021年度)

図書

  • 岩尾一史・池田巧(編)『チベットの歴史と社会』上下巻、臨川書店(全体編集並びに「はじめに」上巻pp.1-5・「歴史篇序」上巻pp.3-6・第1章「古代期のチベット」上巻pp.7-25・「文献案内」下巻を担当)、2021年4月
  • 前田耕作・山内和也編『アフガニスタンを知るための70章』明石書店、(入澤崇「チェル・ボルジ紀行」)2021年12月
  • 『宗教遺産テクスト学の創成』(名古屋大学人文学研究科人類文化遺産テクスト学研究センター叢書)、(三谷真澄「仏教写本研究とデジタルアーカイブの展望」担当)勉誠社、2022年3月
  • 荒川正晴(編)『岩波講座世界歴史6中華世界の再編とユーラシア東部4~8世紀』(岩尾一史 焦点「チベット世界の形成と展開」pp.221−238を担当)共著、2022年1月〈査読有〉
  • 北野信彦『建造物塗装彩色史の研究』雄山閣、400p、2022年1月
  • 橋口哲志(分担執筆)「VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例第6章温冷感覚の知覚特性と提示技術,第2節温冷覚刺激提示による錯覚現象とその応用」,技術情報協会,pp.310-314,2021年
  • 慶昭蓉「融通文理,一以貫之:二十世紀初期魏思納(Julius Wiesner)庫車、和闐出土古紙研究撮述」鄭阿財・汪娟(主編)『張広達先生九十華誕祝寿論文集』台北:新文豊出版,pp.785–832, 2021年〈査読有〉
  • 拉什曼(Simone-Christiane Raschmann)・慶昭蓉整理、慶昭蓉訳「附錄:德国吐魯番探險隊檔案中的魏思納未刊手稿〈新疆的紙(吐魯番)〉」鄭阿財、汪娟(主編)『張広達先生九十華誕祝寿論文集』台北:,pp.833–847,2021年〈査読有〉

論文

  • 三谷真澄・臼田淳三・古泉圓順「『敦煌秘笈』羽285『法句經并法句經疏』解説と釈文」『世界仏教文化研究論叢』59、龍谷大学世界仏教文化研究センター、pp.25-103,2021年3月〈査読有〉
  • 三谷真澄「旅順博物館所蔵の写本資料と大谷探検隊」『佛教學研究』77/78合併号、龍谷大学仏教学会、(再校提出済み)2022年刊行予定〈査読有〉
  • 入澤崇「仏教SDGs宣言」『矯正講座』第41号(2022年近刊)
  • Kazushi Iwao “Gog-cu as Tibetan Buddhist Site of the North-Eastern Amdo Area during the Post-Imperial Period.” Revue d’Études Tibétains, 60, pp. 161-173, 2021年8 月〈査読有〉
  • 北野信彦・本多貴之「桃山~寛永文化移行期における深緑色塗料に関する一調査事例」『国立歴史民俗資料館研究報告—学際的研究による漆文化史の新構築—』第225集、国立歴史民俗博物館、pp.171-188、2021年
  • 松居竜五「虎に関する腹稿の解読」『熊楠研究』第14号,pp.49-65,2020年(19)松居竜五「東アジアの本草学・博物学に向かう視線─南方熊楠・スウィングル・田中長三郎の交流を中心として─」『龍谷大学国際社会文化研究所紀要』(23),pp.57-75, 2021年
  • 松居竜五「虎に関する腹稿の解読(二)―A稿およびB稿について」『熊楠研究』第15号,pp.61-78,2021年
  • 中田裕子「安史の乱と回鶻路」『世界仏教文化研究論叢』60,世界仏教文化研究センター、2022年刊行〈査読有〉
  • 生野優輝, 外村佳伸「UbiScription: スマートフォンを用いた手指ジェスチャー認識」情報処理学会インタラクション2021予稿集〈査読無〉, 2021年
  • 宮脇亮輔, 外村佳伸「ExPression: 抽象的なグラフィックスを用いた感情可視化手法の提案と分析」情報処理学会インタラクション2021予稿集〈査読無〉, 2021.
  • 田中昴, 曽我麻佐子「VRにおける文化財展示を目的とした展開図引き出しインタフェースの提案」映像情報メディア学会技術報告,vol.45,no.6,ME2021-44,〈査読無〉pp.59-60, 2021年
  • 遠藤朱里, 曽我麻佐子「VRにおける和服デザインおよび試着体験システム」映像情報メディア学会技術報告,vol.45,no.6,ME2021-45,〈査読無〉pp.61-62, 2021年
  • 萩原智大, 曽我麻佐子「ARヘッドセットを用いた琉球舞踊の演舞作成システムの試作」情報処理学会インタラクション2021予稿集〈査読無〉,pp.676-677, 2021年
  • 羽賀夢馬,橋口哲志「ARコンテンツに活用可能なスタンプ型デバイスの実装と検討」インタラクション2021,1B11,〈査読無〉2021年
  • 橋口哲志「装着型温度提示装置を用いた温度錯覚に関する実験」日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会第26回研究会,PI-21-003,〈査読無〉2021年
  • 竹中雄亮,外村佳伸「BendingDesktop:物を載せると凹む机」情報処理学会インタラクション2022予稿集〈査読無〉, 2022年
  • 周桐,安枝和哉,片岡章俊「多点制御法を用いた非再生領域の生成におけるスピーカ配置の検討」日本音響学会秋季研究発表会,3-1P-2,〈査読無〉pp.351-352,2021年(オンライン)
  • 安枝和哉,周桐,片岡章俊「遺伝的アルゴリズムと音圧分布のフィッティングによる多点制御法の制御点配置最適化」日本音響学会秋季研究発表会,3-1P-7,〈査読無〉pp.363-366,2021年(オンライン)
  • 周桐,安枝和哉,片岡章俊「スピーカと制御点の3次元配置による展示物音声ガイドのためのスポット再生」日本音響学会春季研究発表会,2-1Q-4,〈査読無〉,2022年3月(オンライン)
  • 萩原智大, 曽我麻佐子「琉球舞踊のモーションアーカイブ化と振付作成システム」第20回情報科学技術フォーラム講演論文集,第4分冊,〈査読無〉pp.289-290, 2021年
  • 萩原智大, 曽我麻佐子「伝統舞踊のモーションデータを用いた簡易振付作成システム」情報処理学会研究報告,vol.2022-DCC-30,No.4,〈査読無〉pp.1-6,2022年
  • 小林京平, 曽我麻佐子「舎利容器の展示支援を目的とした3D仮想試着システム」映像情報メディア学会技術報告〈査読無〉,2022年
  • Keisuke Arai, Miki Matsumuro, Satoshi Hashiguchi, Fumihisa Shibata, Asako Kimura “Hot-cold confusion: Inverse thermal sensation when hot and cold stimuli coexist in a thermal localization task”, Perception, Vol. 50, No. 6, pp. 508 – 523, 2021 年〈査読有〉
  • Satoshi Hashiguchi “Analysis of Hot-Cold Confusion on Fingers”, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol. 33, No. 5, pp. 1117 – 1127,2022 年〈査読有〉
  • 橋口哲志「装着型温度刺激の組み合わせが接触物体の温度知覚に与える影響の分析」,情報処理学会インタラクション2022予稿集〈査読無〉, 2022年
  • 芝公仁「DBMSの問い合わせ計画の最適化のためのプランナコストの見積もり手法,情報処理学会研究報告,Vol.2022-OS-154,No.1,〈査読無〉pp.1-8, 2022年
  • 大野翔幹,小川圭二,森正和「レプリカを用いたハンズオン展示のための3Dモデル作成と複製に関する基礎的研究」『日本機械学会2021年度年次大会予稿集』S042-06,〈査読無〉pp.1-4, 2021年
  • 中遥加,松中岩男,藤原学「岩絵具として用いられる塩基性炭酸銅(II)の電磁波スペクトルと分子軌道計算」『DV-Xα研究協会会報』34,pp.82-89, 2021年〈査読有〉

    研究発表(シンポジウム・研究会等)

    • 松居竜五「南方熊楠のアーカイヴをどのように外部と接続するのか?」、第4回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム、2021年12月4 日
    • 小川圭二,本田尚義,河嶋壽一「数値制御工作機械を用いた彫金文様の再現-毛彫り微小加工サイクルを有する特殊ツールの試作-」日本文化財科学会第38回大会、2021年9月18 日~19日(オンライン)
    • 多田牧央,森正和藤原学「国宝教王護国寺五重塔内部彩色の材質と技法」日本文化財科学会第 38 回大会、2021年9月18 日~19日(オンライン)
    • 中遥加,松中岩男,藤原学「岩絵具として用いられる塩基性炭酸銅(II)の電磁波スペクトルと分子軌道計算」『第33回 DV-Xα 研究会』2021年8月28〜29日(オンライン)
    • 平山実夢,藤原学「加熱および膠添加した辰砂と鉛丹の化学状態変化」『日本分析化学会第70年会』2021年9月22日~24日(オンライン)
    • 中遥加,石田尚暉,松中岩男,藤原学「銅系顔料である藍銅鉱と孔雀石の反射スペクトルと分子軌道計算」『日本分析化学会第70年会』2021年9月22日~24日(オンライン)
    • 河合孝樹,藤原学「奈良絵本および浮世絵における白色部分の科学分析」『第57回 X 線分析討論会』福岡大学、2021年11月5日〜7日(オンライン)
    • 平山実夢,藤原学「赤色系顔料である辰砂と鉛丹の色変化および教王護国寺五重塔初層内陣に使用された 緑色顔料に関する研究」『2021年度関西分析研究会第二回例会』2022年1月21日<学生の最優秀発表賞に選出>(オンライン)